着物の柄にも流行があるのはご存知ですか?
日本伝統の柄と言えば古典柄で、幅広い年代層から愛されている柄でもあります。
そんな着物にも、現代風のデザインを取り入れている柄と言えば「モダン柄」。
モダン柄と言えば、「現代風な~」という意味を持ち、「レトロモダン」などのデザインが、今の世代に人気を集めています。
そんなモダン柄の中でも、最も人気のある柄と言えば「薔薇」。
和装の柄としては古い柄ではありませんが、その華やかさと豪華さは、どの花にも負けないほどの圧倒的な存在感があります。
そんな薔柄の魅力とは何なのか?
どんなデザインのものが人気なのか?
徹底解説したいと思います。
目次
「そもそもモダン柄って具体的どんなものなの?」
確かに、着物に使われる柄としては、聞きなれない言葉でイメージがわきづらいのも頷けます。
和装に使われている柄と言えば古典柄が代表ですよね?
古典柄の代表と言えば、「牡丹」「桜」「鶴」「松竹梅」「亀」などの吉祥文様(きっしょうもんよう)と呼ばれている縁起の良い柄をあしらったものです。
お母様や、おばあ様世代の方々は特に親しみのある柄ではないかと思います。
もちろん振袖や、打掛などのお祝いの席で着る着物には、この古典柄を使うのが一般的です。
ですが、今振袖や、袴に使う着物でも若い世代の中では「モダン柄」の方が断然人気を集めています。
「モダン柄」と言えば現代風なという言葉の意味通り、現代のデザインを取り入れたものをモダン柄と言います。
モダン柄という言葉自体は、ファッションや、インテリアの分野などでも幅広く使われていてデザインの分野を学ぶ方は、当然のように知っていると思います。
では、着物の中でモダン柄とはどんなものなのか?
着物で使う「モダン柄」の特徴としては西洋のものが取り入れられています。
例えば「薔薇」「蝶々」「リボン」「ハート」>などの洋風でオシャレなテイストのものが多く使用されています。
ラメや、スワロフスキーなどのキラキラしたパーツを取り入れる場合も多く、そのデザインはまさしく、現代のオシャレ女子には人気の柄ではないでしょうか?
モダン柄の中でも多く使用されている柄と言えば何と言っても「薔薇」です。
西洋風のオシャレで華やかな雰囲気は、女性が大好きな花の一つではないでしょうか?
着物にもその華やかさと豪華な雰囲気を活かしてデザインされていて、人目を惹きつける華やかさがあります。
薔薇の品種は数が多く、その多さから花言葉も多く存在します。
皆さんもご存知の「青薔薇」の花言葉と言えば、奇跡、不可能など栽培することが不可能とされていたことからこの花言葉になりましたが、
栽培可能となった今では「夢は叶う」という花言葉に代わっていて、何ともロマンチックで勇気づけられる花言葉ですよね。
また、カラーバリエーションの豊富さが魅力で、そのカラーによって雰囲気をガラリと変えることができ、
オシャレの幅が広がるところも、女性の心をくすぐりますよね?
可憐に少女チックな雰囲気から、大胆かつゴージャスな雰囲気へとそのふり幅の大きさも薔薇の魅力ではないでしょうか?
では、そんな「モダン柄」の中でも人気の高い薔薇柄。
薔薇柄を使ったおススメの袴コーデ3選をご紹介していきたいと思います。
卒業式に誰よりもオシャレに可愛く、袴コーデを決めちゃいましょう!!
いかがでしたか?
モダン柄でも古典柄でも、一番大事な袴選びのポイントは、自分が好きなデザインを選ぶことではないでしょうか?
一生に一度着るか、着ないかの数少ない、そんな袴だからこそ、とびっきりオシャレを楽しんで、思い出に残る卒業式にして下さいね。