待ちに待った卒業式。
慣れない袴で動くのはちょっと大変ですよね。
せっかくの記念日なんだから、余裕を持って楽しめるように、いつもとはちょっと違った袴のあしらい方をマスターしちゃいましょう。
ここでは基本の動作3つをご紹介します!
簡単なのに、知っているのといないのとでは大違い――これであなたもハカマ美人の仲間入りです!
目次
袴には両サイドに「笹ひだ」という、まさに笹の葉型のひだ(細長い折り目)があります。
この笹ひだの横に開いている箇所があるので、そこから手を入れて、中の帯が引き下がらないように注意しながら袴の裾のみをあげるようにして座ります。
プリーツスカートを穿いているように、手でおしり部分のひだ(シワ)を伸ばすようにして座ってしまうと、後ろに引っ張られてしまいます。
着崩れしやすくなるのでご注意!
またイスの前の方に浅く座り、両手両足は揃えて背筋は伸ばしておきましょう。
エレガントさが倍増します!
座る時と同じく、笹ひだの開いている箇所に手を入れて、袴の裾の前部分を持ち上げます。
裾を踏まないように足元を確認しながら、気をつけて上がって下さいね。
踏んでしまうと着崩れの原因に!
上がる時と同じく、笹ひだの開いている箇所に手を入れて、袴の裾の後ろ部分を持ち上げます。
裾を踏まないように足元を確認しながら、気をつけておりて下さいね。
ちょっとした段差程度なら、手を入れずに袴を軽く持ち上げるだけでも大丈夫ですよ!
女性用の袴はスカート上になっているので、他の着物に比べると比較的簡単。
袴と帯の間に袖を挟み、着物の袖部分が汚れないようにしたら、
袴の裾、着物の裾、長襦袢の裾の順で1枚ずつめくり、持ち上げれば大丈夫です。
卒業式にオシャレに着飾った姿は、とても魅力的に見えます。
式典にふさわしい装いと共に、マナーもしっかり身に着けて堂々と卒業式を迎えましょう。